【2022年最新】ワイモバイルの新料金プランを比較解説!新プランへの変更にデメリットはある?

Ymobile

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドの格安SIMです。

料金プランは「シンプルS/M/L」のみとなっていますが、2021年8月18日に内容がバージョンアップされ、料金据え置きで以下の点が改良されました。

 

<シンプルS/M/Lの改良点

  • 余ったデータを翌月まで繰り越せる「データ繰り越し」に対応
  • データ増量オプションの提供方法を、「少量の都度追加」から「まとめて自動追加」に変更
  • データ増量オプションの増量データを最大3GBから5GBに変更

また、ワイモバイルには複数回線用の「シェアプラン」や、ケータイ専用の「ケータイベーシックプランSS」も用意されているため、契約状況に合わせて最適なプランを選択することも可能です。

本記事では、ワイモバイルを検討している人や格安SIM選びで迷っている人に向けて、ワイモバイルの料金についてをメインに、サービス概要や他社プランとの比較、キャンペーン情報などを解説していきます。

旧プランからプラン変更すべきかについても触れていますので、現在契約中のワイモバイルユーザーの方もぜひご覧ください。

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」とは?

ワイモバイルってどんな会社?
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランド

ワイモバイルとは、ソフトバンクのサブブランドの格安SIMです。

ワイモバイルは他の格安SIMよりも安定した高速通信で利用できるのも大きな魅力。ソフトバンクと同等レベルの通信品質なので、「格安SIMに乗り換えたいけど、通信速度が遅くなるのは嫌だ……」と考えている人にもおすすめです。

加えて「おうち割」などのソフトバンクと類似の割引もあります。おうち割はソフトバンクairとソフトバンク光、または対象のでんきサービス(おうちでんきなど)を利用している人に適用される割引サービスです。

おうち割 光セットなら最大毎月1,188円の割引、でんきセットなら毎月110円の割引が適用されます。

■ワイモバイル概要

使用回線 ソフトバンク
契約期間 なし
初期費用 店頭申し込み:3,300円
オンラインストア申し込み:0円
5G対応
テザリング対応
eSIM対応
キャリア決済
データ繰り越し
カウントフリー機能 ×

※価格は全て税込み

また、ワイモバイルはソフトバンクグループであるため、PayPayやYahoo!など、ソフトバンクが運営するサービスと相性が良いです。

ワイモバイルユーザーなら「Yahoo!ショッピング」で最大18%還元、「PayPayモール」で最大22%のPayPayポイントが還元されるキャンペーンも適用可能です。

普段からPayPayやYahoo!サービスを使っている人は、ワイモバイルに乗り換えるとよりお得にこれらのサービスを利用できます。

ワイモバイルは全国に4,000もの取扱店(ワイモバイルショップは1,000店舗)があります。格安SIMは店舗自体がない会社も多いので、来店してスタッフと直に相談したい人にもワイモバイルは使いやすいでしょう。

iPhone 12などの最新スマホもセット購入できるので「最新のiPhoneを格安SIMで利用したい!」という人は、ぜひワイモバイルでセット購入してみてください。

ワイモバイルの新料金プラン「シンプルS/M/L」を解説

ワイモバイルの新料金プラン「シンプルS/M/L」を解説
3GBのプランを最安990円で利用できる!
画像引用元:ワイモバイル公式

2021年の2月の各社料金プラン改定に合わせ、ワイモバイルの料金プランも一新されました。

本項目では2021年2月より提供開始し、8月に改良されたワイモバイルのメインプラン「シンプルS/M/L」について解説していきます。

新料金プラン「シンプルS/M/L」の基本情報

現在メインプランとして提供されている「シンプルS/M/L」の基本情報は、以下の通りです。

■シンプルS/M/Lの概要

シンプルS シンプルM シンプルL
月額料金 通常 2,178円 3,278円 4,158円
家族割・おうち割適用時 990円 2,090円 2,970円
月間データ容量 通常 3GB 15GB 25GB
データ増量オプション契約時 5GB 20GB 30GB
基本データ容量超過時
or
節約モード時の最大速度
300kbps 1Mbps 1Mbps

※価格は全て税込み

シンプルS/M/Lは家族割かおうち割 光セットのどちらかを適用すると月額料金から永年1,188円/月が割引されます。

ワイモバイルは一人で契約すると少々高めですが、家族と一緒に契約したり対象のインターネットサービスと一緒に契約すると、料金は大幅に安くなります。

家族割は2回線目以降に適用されるサービスなので、家族まとめて契約したい人におすすめです。遠くの親戚にも適用されるので、遠方に家族がいる人でも有効に活用できますよ。

また、「データ増量オプション」を契約すると、自動的に毎月のデータ容量が最大5GB増量される点も特徴です。

データ増量オプションは550円/月の有料オプションですが、初めて契約した人に限り「データ増量無料キャンペーン2」が適用され、1年間のオプション料金が無料になりますよ。

シンプルプランは2021年8月18日より、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる「データ繰り越し」に対応しました。

消費するデータ容量にばらつきがある人もより使いやすくなっています。

60歳以上がお得?かけ放題オプション

60歳以上がお得?かけ放題オプション
ワイモバイルの通話料金・かけ放題料金
画像引用元:ワイモバイル公式

ワイモバイルの通話料は22円/30秒ですが、通話時間が長い・頻度が多い方は、下記2種類からオプションを選択することで通話料を安くできます。

■ワイモバイルの通話料金・オプション

月額料金 概要
通常通話料金 22円/30秒
だれとでも定額 770円 ・1回10分以内の国内通話が無料
※月の合計通話時間が18分以上の人におすすめ
スーパーだれとでも定額(S) 1,870円 ・24時間、国内通話が無料
※月の合計通話時間が43分以上の人におすすめ

※価格は全て税込み

こちらのかけ放題オプションは60歳以上のユーザーに限り、「スーパーだれとでも定額(S)」を契約すると月額料金が永年1,100円/月引きされるため、770円で利用できます。

LINE電話やSkypeを使わず、スマホの通話機能で電話をすることが多い方は、ぜひかけ放題オプションを契約してみましょう。

その他のオプション料金

ワイモバイルにはかけ放題だけでなく、以下のようにさまざまなオプションが用意されています。

ワイモバイルでは追加契約することで、より快適に利用できます。ここでは、オプションの中からいつくかを厳選してご紹介していきましょう。

■ワイモバイルの主要オプション

オプション名 月額料金 概要
データ増量オプション 550円
※初回加入で1年間無料
毎月のデータ容量を最大5GB増量できる
Yahoo!プレミアム for Y!mobile 無料 Yahoo!ショッピングやPayPayモール利用時に、Tポイントが最大3%還元されるなど、さまざまなYahoo!のサービスをお得に利用できる
Enjoyパック 550円
※初月無料
下記3つの特典が550円で利用できるサービス
・PayPayモールやYahoo!ショッピングで使える500円クーポンが毎月もらえる
・PayPayモールやYahoo!ショッピングで、いつでも最大8%分のポイントが返ってくる
・毎月550円分のパケット料金がプレゼントされる
テザリング 無料 スマホやタブレットがWiFiルーターとして利用できるサービス
Y!mobileメールサービス 無料 「@yahoo.ne.jp」のメールアドレスを無料で利用できるサービス
故障安心パックライト 550円 ・ご利用中のスマホが破損や故障した際、指定機種に8,250円~取り替えられるサービス
・紛失したスマホの位置をおおよそ特定してもらえるサービス

※価格は全て税込み

オプションの中には無料で利用できるものもありますので、気になるものがありましたら追加してみてください。

プラン変更すべき?旧スマホベーシックプランとシンプルS/M/Lを比較

現在提供中の新料金プラン「シンプルS/M/L」について解説しましたが、シンプルS/M/Lの前に提供されていた「スマホベーシックプラン」からどこが変わったのか、特に既存ユーザーの方は気になるところですよね。

そこで、シンプルS/M/Lとスマホベーシックプランを比較し、プラン変更すべきなのかを検証してみたいと思います。

【結論】シンプルS/M/Lへ変更した方がメリットが多い

以下に旧プランの「スマホベーシックプラン」と新プランの「シンプルS/M/L」の料金をまとめました。

■スマホベーシックプランとシンプルS/M/Lの比較

シンプルS/M/L スマホベーシックプラン
月額料金 プランS 2,178円(3GB) 2,948円(3GB)
プランM 3,278円(15GB) 4,048円(10GB)
プランLまたはR 4,158円(25GB) 5,148円(20GB)
月額料金
(割引適用時※1)
プランS 990円(3GB) 2,398円(3GB)
プランM 2,090円(15GB) 3,498円(10GB)
プランLまたはR 2,970円(25GB) 4,598円(20GB)
10分かけ放題 有料オプション(月額770円) 無料(プラン込)
基本データ容量超過時 プランS 300kbps 128kbps
プランM/LまたはR 1Mbps 1Mbps

※価格は全て税込み
※1 家族割またはおうち割 光セットのどちらか適用時

スマホベーシックプランからシンプルS/M/Lに料金改定されたことで、同容量帯で比較するとプランS、Mは770円、プランLが990円安くなっています。

ただしこの差額、スマホベーシックプランに標準搭載されていた10分/回かけ放題がなくなったことによる差額です。

シンプルS/Mに関しては10分/回かけ放題を追加すると、料金がスマホベーシックプランと同額になりますのでその点は覚えておきましょう。

また、プラン料金以外の違いは以下の通りです。

<スマホベーシックプランとシンプルS/M/Lの違い>

  • 家族割/おうち割 光セット適用時の割引額が550円→1,188円に増額
  • 基本データ容量超過時、プランSの最大速度が増速
  • シンプルS/M/Lには新規割がない

注目すべきは家族割/おうち割 光セット適用時の割引額です。

割引額はシンプルS/M/Lが増額されており、スマホベーシックプランが月額550円引きなのに対し、シンプルS/M/Lは月額1,188円引きとなります。

プランSの速度制限時の最大速度について、低速であることに変わりはありませんが単純に2倍以上の速度で利用できるので、テキストベースのWEB観覧やSNSであれば少し使いやすくなったといえるでしょう。

大手キャリアの新プラン発表に合わせて開始したプランなだけあり、サービスの差し引き含め、シンプルS/M/Lの方がお得感のある内容になっています。

新料金プランでは10分かけ放題が有料になる点はデメリット

シンプルS/M/Lへの変更はメリットばかりではなく、10分かけ放題が別途オプション加入が必要である点、新規割のような加入当初に受けられる割引がないといったデメリット部分もあります。

とはいえ旧プランから新プランに変更すると料金が安くなる点を含め、データ繰り越し機能やプランのデータ容量が増えるといったメリットが得られます。

旧プランでかけ放題が必要なかった人は、より安くワイモバイルを利用できるようになりますので、シンプルプランへ移行した方がお得といえるのではないでしょうか。

学割は新料金プランが対象になる

毎年11月頃から開始する各社の学割を適用しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

ワイモバイルでもほぼ例年通り「親子割」という2021年度の学割サービスが開始しています。

この親子割を適用する際に注意したいのが、親子割対象プランはシンプルS/M/Lのみという点。

スマホのプランは各社定期的に改訂を行っていますが、基本的に学割受付時点の最新プランのみ対象になっていることが多い、というのが現状です。

既存のワイモバイルユーザーでこれから親子割に申し込もうと考えている方は、条件上シンプルS/M/Lに変更が必要となりますのでご注意ください。

スマホベーシックプランからシンプルS/M/Lへの変更方法

プランの変更方法は、以下の2種類あります。

  • My Y!mobile
  • ワイモバイルショップ(店舗)

<My Y!mobileから申し込む方法>

WEB上でプラン変更する方法は、以下の通りです。

①料金プランを変更したい携帯電話とパスワードで「My Y!mobile」にログインする

②変更希望の料金をタップする

プラン変更手順①

③変更希望の通話オプションをタップする

プラン変更手順②

④「希望のお手続き内容をあとで確認する方法」をタップして、「変更内容を確認する」をタップする

プラン変更手順③

⑤変更内容を確認して「同意する」にチェックする。「申し込み」をタップする

プラン変更手順④

以上の操作でWEB上でのプラン変更は完了です。

<ワイモバイルショップから申し込む方法>

ワイモバイルショップで変更する場合は、本人確認書類など必要な持ち物を持参して店舗に向かいましょう。

必要な持ち物は以下の3つです。

  • 運転免許証などの本人確認書類
  • 印鑑(またはサイン)
  • 契約している通信機器(携帯電話機/Wi-Fi端末等)

これらの持ち物を忘れないようにしましょう。

その他ワイモバイルで提供中のプラン

実は、ワイモバイルのスマホ・携帯用料金プランはシンプルS/M/Lだけではなく、大きく次の3種類に分けられます。

  • メインプラン:「シンプルS/M/L」
  • 副回線契約者向け:「シェアプラン」
  • ケータイ専用:「ケータイベーシックプランSS」

このうち、シェアプランとケータイベーシックプランSSについても解説します。

複数回線契約する人におすすめの「シェアプラン」

スマホのデータ容量をタブレットや副回線とシェアしたい人は、「シェアプラン」の契約がおすすめです。

シェアプランは最安0円で3回線分のUSIMカードを使用できるため、別途シンプルプランを契約するより大幅に通信費を安くできますよ。

■シェアプラン概要

親回線の契約プラン シンプルS シンプルM シンプルL
シェアプラン月額料金 1,078円 539円 0円
シェアできるデータ容量 契約月 3GB
翌月~ 5GB 15GB 25GB

※価格は全て税込み

シェアできるデータ容量は、親回線の契約プランによって異なります。

また、月額料金は1,078円ですが、シンプルM/Lのみ「シェアプランセット割」が適用されるため、親回線がシンプルMなら539円、シンプルLなら0円で契約可能です。

シンプルS/M/Lを複数回線契約すると、最低でも2,178円の月額料金がかかります。

しかし、シェアプランなら最高でも1,078円で副回線を利用できますので、スマホと別にタブレットを利用したい方におすすめです。

ケータイ専用プラン「ケータイベーシックプランSS」

ワイモバイルでケータイを利用したいのであれば、「ケータイベーシックプランSS」を契約しましょう。

■ケータイベーシックプランSS概要

基本料金 1,027.4円
通話料 ワイモバイル、ソフトバンク、LINEMOへの通話 1時~21時:0円
21時~1時:22円/30秒
上記以外への通話 22円/30秒

※価格は全て税込み

ケータイベーシックプランSSは、通話のみが利用できるプランです。インターネットを利用したい場合は、別途「パケット定額サービス」と「ベーシックパック」の契約が必要となります。

ワイモバイルをお得に使う「割引サービス」

ワイモバイルの料金をより安くお得にしたい人は、以下どちらかの割引サービスを適用させましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました