ワイモバイルの対応エリアで電波が悪い！入らないときの改善方法まとめ

ワイモバイルの対応エリアで電波が悪いときの改善方法について紹介します。

ワイモバイルの対応エリアで電波が悪いときの改善方法について知りたい方は、参考にしてみてください。

ワイモバイルの電波が入らない？Wi-Fi・通話・通信の対応エリアを確認！

ソフトバンクのサブブランドとして展開されているワイモバイルは、ソフトバンクの4G LTEと5G回線を利用しています。

総務省の「令和2年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の評価結果の概要」を参照すると、ソフトバンクの4G LTEは人口カバー率99%以上となっています。

つまり、ソフトバンクと全く同じ通信回線を利用しているワイモバイルも、日本全国の幅広いエリアで利用できるといえます。

ワイモバイルのサービスエリアは、公式サイトの「エリア」から確認ができ、住所を入力すればピンポイントでサービスエリアを検索することも可能です。

とはいえ、実際にワイモバイルを使っていて、電波が悪くて圏外になってしまったという声を聞いたことがある人も多いでしょう。

そこで今回は、ワイモバイルの電波を様々な観点から解説し、電波が悪い時の原因と対処法について解説していきます。

ワイモバイルの対応エリアや電波のポイント

ここでは、ワイモバイルの対応エリアや電波のポイントを確認していきましょう。

ワイモバイルの通信品質：ソフトバンクの高品質な回線を利用

冒頭でもお伝えしたとおり、ワイモバイルの通信品質は大手キャリアのソフトバンクと全く同じです。

ソフトバンクと同じ以下の最新技術でネットワークが提供されているので、広いエリアで安定した高速通信が利用できます。

一般的な格安SIM（MVNO）は、自社で回線設備を保有しておらず、大手キャリアの空いている回線を借り受けてサービスを提供しています。

そのため、大手キャリアよりも通信品質が悪くなる傾向にあるのですが、ワイモバイルはソフトバンクと全く同じネットワークを利用しています。

月額料金が格安ながら、大手キャリアと同じ技術を利用していることから、安定した高速通信を利用できることが特徴です。

ワイモバイルの対応エリアの広さ：日本全国の幅広い地域を網羅

ワイモバイル公式サイトのサービスエリアマップを確認すると、日本全国の幅広いエリアに対応していることがわかります。

上述のとおり、ワイモバイルはソフトバンクと全く同じネットワークを利用しているので、ソフトバンクと同等の広さのサービスエリアを実現しています。

冒頭でもご紹介した総務省の概要によれば、ソフトバンクが主に利用する900MHzのプラチナバンドは、人口カバー率が99%以上となっています。

つまり、ワイモバイルでも人口カバー率99%以上を達成しているといえるので、日本全国の幅広いエリアで快適なインターネットが利用可能です。

ワイモバイルの5G通信：一部地域で対応。今後もエリア拡大予定

ワイモバイルのサービスエリアをみると、一部地域で5G回線が提供されていることがわかります。

ワイモバイルを運営するソフトバンクは、2021年9月14日に5Gサービスエリアの拡大と品質向上に向けた取り組みに関する声明を発表しました。

その声明のなかで、2021年9月時点で5Gの人口カバー率が59%を超えていること、2021年10月末までに人口カバー率80%を達成する予定としています。

これはつまり、ソフトバンクと全く同じネットワークを利用しているワイモバイルでも同様のことがいえます。

5Gエリアは随時拡大されているので、スマホ代を節約しながら高品質な5G通信が使える未来もそう遠くはないでしょう。

田舎・山間部：都市部以外で、ワイモバイルの対応エリアはは狭め

ワイモバイルの対応エリアを確認すると、山間部や田舎では範囲が狭めであることがわかります。

また、Twitterで口コミを調査したところ、山間部ではワイモバイルの電波が届かないと嘆いている声がいくつか見受けられました。

 

 

そのため、地方や田舎に住んでいる人、山道を利用する機会が多い人は、ワイモバイルでは快適にインターネットが使えない可能性が考えられます。

北海道・沖縄：どちらも広いエリアでワイモバイルを利用可能

ワイモバイルは、北海道や沖縄も対応エリアに含まれています。

ソフトバンクと全く同じ通信回線なので、ソフトバンクが利用できる場所であれば全く問題ないといえるでしょう。

ただし、本州と比較して基地局の設置数が少ない可能性が考えられるので、一時的に接続しづらくなるケースがあるかもしれないことを理解してみてください。

ワイモバイルの対応エリアの調べ方は？マップ検索のやり方

続いて、ワイモバイルの対応エリアの調べ方をみていきましょう。

それぞれ順番に確認していきます。

1. ワイモバイル公式サイトの「対応エリア」にアクセスする

ワイモバイルの対応エリアを調べるためには、はじめにワイモバイル公式サイトの「対応エリア」にアクセスします。

簡易的な日本地図が表示されるので、調べたい都道府県名を選択すると、各都道府県でのワイモバイルの対応エリアが表示されます。

2. 「地域名・キーワードで探す」を押す

ワイモバイルの対応エリアをピンポイントで検索したい場合は、都道府県名を選択した後、画面をスクロールして「地域名・キーワードで探す」を押します。

すると、都道府県を選べるタブや、住所や施設名を入力するフォームが表示されます。

3. 検索したい都道府県名や住所地を入力する

検索したい都道府県名や住所地を入力すると、検索結果が表示されます。

エリアマップは4色で構成されていて、それぞれが対応する回線の種類を表しています。

これで、ワイモバイルの大まかな対応エリアを確認できます。

ワイモバイルの電波・通信品質の評判は悪い？対応エリアの口コミまとめ

続いて、ワイモバイルの電波・通信品質の口コミをみていきましょう。

具体的に、以下2つの内容を紹介します。

それぞれ順番に確認していきます。

いい評判：料金が安いのに通信速度が速い

 

 

 

ワイモバイルの電波に関する口コミをTwitterで調査したところ、次のようないい評判が見受けられました。

ワイモバイルは、ソフトバンクと全く同じネットワークを利用しているので、日本全国の幅広いエリアで電波がつながります。

であるにもかかわらず、格安SIM並みの月額料金の安さを実現しているので、月々のスマホ代を節約したい人たちから高い評価を受けています。

とくに、大手キャリアで1万円前後のスマホ代を支払っていた人は、ワイモバイルに乗り換えて3,000円以下まで料金を下げられます。

年間で換算すると非常に大きな通信費を節約しながら、大手キャリアとほぼ変わらない使用感でスマホを利用できるでしょう。

「早く乗り換えればよかった！」という後悔の声も見受けられたので、ワイモバイルの評判はかなりいいといえます。

悪い評判：電波が入らない！家でも圏外になるとの声も？

 

 

 

一方、ワイモバイルの電波に関する悪い口コミとしては、次のような声が挙がっていました。

ソフトバンクと同じネットワークを利用しているはずのワイモバイルですが、乗り換えた後でなぜか電波が入らなくなったという声がいくつか見受けられました。

なかには、自宅で使っているのにワイモバイルが圏外になったという人もいるので、サービスエリアであっても電波がつながらないケースも起こり得ます。

また、山間部や田舎だとワイモバイルがつながりづらいといった声も出ているので、都市部以外に住んでいる人や山間部に行く機会がある人は注意が必要です。

なお、ワイモバイルの電波が悪い場合には、いくつかの原因が考えられます。

次の項目で対処法について解説していくので、ワイモバイルを検討中の人、すでに利用中の人は参考にしてみてください。

ワイモバイルの対応エリアなのに電波が悪い！入らないときの改善方法まとめ

続いて、ワイモバイルの対応エリアなのに電波が悪いときの改善方法を確認していきましょう。

ワイモバイル回線への接続不良｜機内モード・モバイルデータ通信のオン・オフを切り替える

ワイモバイルの電波が入らない場合、ワイモバイル回線への接続不良の可能性が考えられます。

回線への接続不要が疑われる場合は、以下の対処法を試してみてください。

ワイモバイルをスマートフォンで利用している場合、端末を操作して「Wi-Fi」や「機内モード」、「モバイルデータ通信」のオン・オフを切り替えてみてください。

これらの機能をオフにすることで接続中の回線を切断し、オンにすることで再び回線に接続されます。

この際に電波が入りやすい回線に接続される場合があるので、ワイモバイルの電波が悪いと感じたら、まずはこれらの設定を切り替えてみてください。

設定上の不具合｜プロファイルの削除・APNの再設定をする

ワイモバイルの電波が悪い場合、端末の設定上の不具合が原因である可能性も考えられます。

そうした場合には、利用中の端末からワイモバイルのプロファイル情報を削除して、APNの再設定をすることで問題が解消される場合があります。

とくに、iPhoneでワイモバイルに乗り換えた人は、旧キャリアのプロファイル情報を削除しないと、ワイモバイルで正常にインターネット通信ができません。

今まで使っていた旧キャリアのプロファイル情報は「設定→一般→プロファイル→APN構成プロファイル→プロファイルを削除」の順に選択すれば削除ができます。

プロファイル削除後は、ワイモバイル公式サイトのAPN設定のページを参照しながら、APNの再設定をしてみてください。

SIMカードの不具合｜SIMカードの抜き差し・金属部分を柔らかい布で拭く

ワイモバイルの電波が入らない場合、何らかの問題でSIMカードの読み込み不良が発生している場合があります。

SIMカードの不具合で電波が悪くなっているときは、端末からSIMカードを抜いて、挿し直すと問題が解消されるかもしれません。

SIMカードを抜いた際、金属部分を柔らかい布などで拭いてから挿し直すと、電波状況がよくなる場合が多いので、ぜひ試してみてください。

端末本体の不具合｜本体を再起動する

ワイモバイルの電波が入らないときは、何らかの原因で、端末本体で不具合が発生している可能性があります。

端末本体が不具合を起こしている場合は、端末本体の再起動をすることで問題が解決する場合が多いです。

基本的には電源ボタンの長押しをすることで電源をオフにできますが、iPhoneの場合は機種によって電源を落とす方法が異なります。

iPhoneを利用中の人は、下記でまとめた再起動方法を参考のうえでお試しください。

機種名	再起動方法
iPhone13シリーズ  iPhone12シリーズ iPhone11シリーズ iPhoneXシリーズ	1.   いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しする  2.   画面に表示されたスライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで待つ 3.   サイドボタンを長押ししてiPhoneを再起動する
iPhoneSE（第2世代）  iPhone8シリーズ iPhone7シリーズ iPhone6sシリーズ iPhone6シリーズ	1.   サイドボタンを長押しする  2.   画面に表示されたスライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで待つ 3.   サイドボタンを長押ししてiPhoneを再起動する
iPhoneSE（第1世代）  iPhone5シリーズ以前	1.   端末本体上部の電源ボタンを長押しする  2.   画面に表示されたスライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで待つ 3.   端末本体上部の電源ドボタンを長押ししてiPhoneを再起動する

サービスエリアの問題｜エリアを移動する・移動中の使用を控える

外出先でワイモバイルの電波が入らなくなった場合、最寄りの基地局との通信がうまくできていない場合があります。

とくに、5G接続なのに速度が異常に遅い場合には「パケ止まり」が原因で、通信速度が遅くなっていることが考えられます。

パケ止まりとは、電波の弱いエリアに入ったときに、今までつながっていた電波を引っ張っている状態を指します。

基地局との距離が離れるほど電波の強度は弱まっていくので、「電波はあるのにインターネットに接続できない」といった状況が生まれます。

これはサービスエリアを拡張している時期に発生する特有の現象で、ワイモバイルを利用する場所を変えることでしか問題を解消できません。

サービスエリアが問題と考えられる場合は、エリアを移動してワイモバイルの電波が入るかどうかを確認してみてください。

周波数帯の問題｜2.4GHz／5GHzを切り替える（ポケットWiFi・ホームルーター限定）

ワイモバイルのポケットWiFiを使っている場合は、端末を操作して周波数帯を変更することで電波が入りやすくなるかもしれません。

ポケットWiFiやホームルーターが使っている周波数帯は、大きくわけて「2.4GHz」と「5GHz」の2つがあり、それぞれで次のような違いがあります。

昨今のポケットWiFiでは、端末本体を操作すると利用する周波数帯を変更できる機能が付いています。

設定方法は端末によって異なるので割愛しますが、周波数帯を変更することで電波状況が改善される可能性があるので、ぜひお試しください。

速度制限の可能性｜データ通信量の追加購入・翌月になるまで待つ

ワイモバイルでは、料金プランによって1カ月で使えるデータ通信量が異なります。

※（）内は「データ増量オプション」に加入した場合のデータ通信量です

動画やゲームアプリを楽しんでいる人は、知らぬ間にデータ容量を使い切ってしまい、ギガ不足の状態となっているかもしれません。

ワイモバイルでは、0.5GBあたり550円（税込）でデータ通信量を追加購入して速度制限を解除できます。

ただし、データ通信量の追加購入は非常に割高な価格設定となっているので、どうしても必要な場合に限定して利用することを心がけましょう。

一時的な通信障害｜ワイモバイル公式の対応を待つ

ワイモバイルの電波が突然悪くなった場合は、運営側で一時的な通信障害が発生している可能性も考えられます。

ワイモバイルの障害情報は、公式サイトの「お知らせ」ページにアクセスし、画面をスクロールして表示される「障害情報」から確認ができます。

また、基地局の増設工事やメンテナンスの影響を受けて、ごく短時間に限定して障害が発生している場合もあるので、あわせて「工事情報」も確認してみてください。

ワイモバイル側で通信障害が発生していた場合は、障害が解消されるまで待つほかないので、時間を空けてから利用してみてください。

原因不明の場合①｜ワイモバイル公式（ソフトバンク）に電波改善の依頼をする

ワイモバイルの電波が悪くなった原因がわからない場合は、ソフトバンクに電波改善の依頼をしてみてください。

ソフトバンクでは、電波改善要望アプリケーションを提供しています。

すぐに問題が解消される訳ではありませんが、今後を見越して電波改善の依頼を出してみてください。

アプリをスマートフォンにインストールすると、電波状況を自動計測し、調査結果を報告する機能が使えるようになります。

My SoftBank認証を必要としますが、ワイモバイルユーザーであれば、電話番号とMy Y!mobileのログインパスワードを入力すれば利用可能です。

原因不明の場合②｜他社へのMNP乗り換えを検討する

ここまでにご紹介した対処法を全て試しても、ワイモバイルの電波が改善されない場合、ワイモバイルを諦めて他社へMNP乗り換えをするしかありません。

ワイモバイルから他社へMNP乗り換えをするためには、事前に「MNP予約番号」を取得しておく必要があります。

MNP予約番号は、My Y!mobileから24時間いつでも申請が可能で、ワイモバイルカスタマーセンター（151）への電話でも取得できます。

なお、Webサイトから20時以降に申請した場合、翌日9時以降にSMSでMNP予約番号が通知されるので、若干のタイムラグがある点にご注意ください。

ワイモバイルの対応エリア・電波状況でよくある質問

最後に、ワイモバイルの対応エリア・電波状況でよくある質問を見ていきましょう。

ワイモバイルの電波障害はどこで確認できる？

ワイモバイルの障害情報は、公式サイトの「お知らせ」から確認ができます。

「お知らせ」のページを開いたら、画面をスクロールして下部に表示されている「障害情報」からご確認ください。

ワイモバイルの電波が悪いことが理由で解約した人もいる？

Twitterでワイモバイルの電波に関する口コミを調査しているなかで、電波が悪いことを理由に解約を検討している人も見受けられました。

 

 

ソフトバンクの高品質なネットワークを格安料金で利用できることが強みのワイモバイルですが、利用する環境や地域によっては電波が悪いこともあります。

そういった場合には、ワイモバイル以外の格安SIMや大手キャリアの格安プラン、光回線やCATVなどの固定回線の導入も視野に入れてみてください。

まとめ：ワイモバイルは対応エリアを確認しよう！電波が悪いときは適切な対応を！

ワイモバイルの対応エリアで電波が悪いときの改善方法について紹介しました。

ワイモバイルの電波が入らない場合、ワイモバイル回線への接続不良の可能性があります。

対応エリア内でも電波が入らないときは、対処法を試してみてください。